代替療法や補完療法について(続き)
少し前に代替療法や補完療法について書きました。
shinkyuuinclaire.hatenablog.com
上の記事では医者の立場から代替療法について述べています。僕は考え方的にはこの方と近い思います。
ーーー代替療法と補完療法ってどういうのがあたるかーーー
代替療法や補完療法というのは鍼灸、按摩マッサージ、整体、カイロプラクティック、サプリメント、食事療法。。。挙げればキリがありませんが上記のようなものがそれらに当たります。
中には鍼灸や按摩マッサージのように国家資格ではなく、民間のものもあります(というより、それがほとんど)
ーーー標準治療とはーーー
記事内で「標準治療」というのが書いてありますが、日本ではどんな人でも同じ治療を受けることができることができます。
記事を書いた人はそこが判断を誤らせていると書かれています。
「お金を払えばいい治療が受けれるかも・・・」と。
こう思う方がいらっしゃてもおかしくないですね。実際高度医療や先進医療などもあります。
判断を誤らせないように患者さん自身も標準治療についてキチンと理解し、また代替療法や補完療法するならそれについてきちゃんと理解し、同様にお医者さんも標準治療についてキチンと説明する必要性がありますね。(俗に言うインフォームドコンセントですね)
代替療法や補完療法のところに鍼灸が入っている現状が歯がゆいものですが(僕自身は鍼灸は医療であり治療であるので代替なものではないと思っています)、もしそういう方がいらっしゃった場合は「東洋医学としてどういう状態なのか」を出来るだけ分かりやすくお伝えし、どういうことをやると症状を緩和や抑えることができるかお伝えすることが必要だと思っています。(当たり前ですが、、、)
この記事を書いた人は鍼灸治療を受けたことがあり効果もあったそうで「代替療法や補完療法全然ダメ!」という訳ではないそうです。
こういうお医者さんがちゃんといらっしゃることを僕たち鍼灸師は感謝したほうがいいと思います。(たまに鍼灸師の方で西洋医学を否定する方がいらっしゃるので)
前の記事でも書きましたが、最終的に鍼灸を受けてみたいという方にちゃんと結果を残し、臨書実績をあげ積み上げていくのが必要か思います。
臨床の場が大事。