東洋医学の臓腑
西洋医学での臓腑の名称は肝臓や腎臓や心臓といったように、東洋医学でも臓腑の名称があります。
「肝・心・脾・肺・腎」の五つの蔵と、「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」の6つの腑から成り立っています。
名称はほとんど一緒ですね(^^)
紀元前の話ですが、霊枢という東洋医学の古典には大体の大きさや重さがあり、それが現代の臓腑の大きさや重さと若干違いながらも似たような数字なんです(・Д・)
驚きですね
この五臓六腑が正常に働くことで生体がちゃんと働くことができます。
ここで注意が必要なのが西洋医学と同名の臓器とあてはめて考えてしまうと混乱してしまいます^_^;
生理学的にも機能的にも臓腑に対する考え方が違うからです。
機能に関しては似てるところもあるのですが、まるで違うものもあるので別々のものと捉えた方がしっくりすると思います。
なので僕がもし、「肝が悪いですね」みたいなことを言ったら肝臓の病気のことを言ってるのでなく、「東洋医学でいう肝の機能がおかしくなっている」と捉えてください(^^)
この五臓六腑の機能が亢進したり、低下したりすると体調に異変が起こるというのが東洋医学の身体観です。
時間がある時に少しずつその機能について話していこうと思います(^^)