心構え
傷寒論という昔の中国の本がありまして、そこには大まかにいうと風邪にかかった時の治療について書かれています。
また、治療法以外にも医者の心構えについて書かれている章があります。
昔の原典の本というのは大体そういうのが書かれてますね。
そこに、
「夫智者之擧錯也常審以慎
愚者之動作也必果而速
安危之變、豈可脆哉」
と書かれてます。
要約すると
「優れた者は慎重に判断し行動し、愚かな者は決断が早く思い切りがいいが慎重さがない。医療では、ゴマカシがきかないので慎重にしましょう」
石橋を叩いて渡りすぎても良くはないと思いますが、それくらい慎重にやりなさいということです。
心構えとして心に刻んでおくようにしてます。