鍼灸院クレールのブログ

鍼灸院の日常と東洋医学について

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

薬をへらす難しさ

今いらっしゃってる患者さんで薬が多すぎることで悩んでる方がいらっしゃいます。 患者さんからすると内科なり耳鼻科なり総合病院なりで各々の場所で一つの症状を相談しに行き、お医者さんがその症状に対して薬を処方し飲むというかたちになります。 薬を飲…

ガス腹と体調不良

お腹にガスが溜まったりしやすい方いらっしゃると思います。 ガスが溜まりやすい原因としては 1.消化不良を起こしている (揚げ物や穀類の取りすぎでなりやすい) 2.睡眠不足 3.ストレスが溜まっている などが挙げられます。 これらが影響を与えてガスが溜ま…

暑さで

気温がぐんぐんあがっているせいか夏に出てくる症状の一つ、ダルさを訴える方が出てきました。 暑くなると気温が上がると同時に体内も熱が籠っていきます。 この際気温の上昇が急であると身体がついていけないと、汗をかきすぎたり、又汗をかかなかったりす…

疲労で出る脈

疲労について古典にどのような記載があるか。金匱要略の血疲虚労病脈証幷治第六に 「夫男子平人脈大為労。極虚亦為労」 意訳:見た目しっかりしてそうな人でも大きい脈だったり、脈が虚ろではっきりしないのは疲労しているからだ。 脈に関しては「大きいのか…

脾の弱り

凄く真面目で、ひたすら真面目すぎて、身体の悪化に不安に駆られてしまう人が見られる。 不安に対して憂うのは「脾」の機能を低下していきます。(東洋医学では一つの感情にとらわれすぎるのも身体を悪くするとしています) もともと「脾」の機能が悪い方は…

ニュースにて

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00000008-jct-soci 登山家の栗城史多さんが亡くなったそうです。 エベレスト挑戦していて、体調が悪化して下山途中で亡くなった模様とのこと。 活動を逐一チェックしていた方ではないけど、何年も前に図書館で…

youtube観てて

https://youtu.be/bTTJdtvtP7M 美空ひばり。 何唄わせてもうまいですね^ ^ こういう歌心ある人はいいですねー

日課

毎日少しずつでいいから東洋医学の古典を書き写すのを去年からコツコツやっているのですが、「継続は力なり」とはいうもので何冊か書き終わったのが出てきました。 書くのは覚えるためというより、昔の偉人たちはそういう細かい努力をしていたそうなのでそれ…

占い師の人が

患者さんが今日不安な顔で 「友達が占い師をやっていて、その人に、鍼をやらないほうが良い、って言われたんだけど、どう思います?」 と質問してきました。 これ他人からしたら笑ってしまうようなことだとおもうのですが、笑顔で取り繕っていましたがその人…

旧暦と新暦

旧暦と新暦の間には一ヶ月ほどズレがあり、今の感覚と違うものなので勉強していると疑問に思うところが多々あります。 今は立夏を過ぎたので初夏です。旧暦だとまだ4月です。 何年か前から中国の旧正月の2月に休暇中の中国人が爆買いしていますが、あの辺…

ショーペンハウアー

ショーペンハウアーの「幸福について」という本を読んでいます。 ショーペンハウアーとは19世紀のドイツの哲学者です。 ドイツ哲学というと何となく難しいなーという印象を抱くのです(偏見のかたまりですね笑)が、この本は読みやすいですね。 題名だけ読…

直観で買う

昔から本に限らずCDなども直観で買うことがあるんですよね。 昔は「なんか外れたなぁ」と思うことがけっこうあったのですが、最近結構な確率で良書に巡り会うことが多いです^ ^ 「考える」のでなく「感」で買っています。 自分の中でハッキリ条件やフィルタ…