鍼灸院クレールのブログ

鍼灸院の日常と東洋医学について

職人魂

にっぽん紀行という番組を観ました。

 

高知県で刀鍛冶をしている人に30歳くらいの若手技術者が弟子入りし高知に移住する話。

 

 

職人さんはもうお歳で鉄をうつのが辛いけど、弟子を育てる為に休めない。

 

 

体はボロボロで痛みがあり肩も上がりづらい。

 

 

でも弟子の為に鞭をうって仕事場に出続ける。

その姿を目に焼き付けてもらうために。早く一本立ちしてもらうために。

 

 

なかなか出来るものじゃないなと思います。

 

 

伝統を引き継いでもらうために自己が犠牲になって伝えていく。

 

 

伝統の継承。

 

 

まだまだそんな立場ではないですが、もし鍼や灸の技術を伝えていくにはどうすべきか。

 

そんなことを考えてしまった番組でした。

 

 

 

番組の最後のほうで職人はやった分だけ伸びるし、手を動かせみたいなことを言ってたのもこころ動かされました。

 

 

こういうむかしの職人堅気の人が出る番組が好きです^ ^