手作りの鍼
今は鍼をつくるメーカーが機械化して作っているのですが、専門学校時代に手作業で作られた鍼を使った授業がありました。
手作業の鍼は手間がかかるし、現代の主流であるステンレスの鍼よりずっと割高ですし、手入れも大変です。
しかも技術がないと刺さないし、痛みがでます。
これだけ言うと手作業の鍼のダメな所しか言ってない様に見えますね^_^;
しかし、最後に言った様に技術力がいるのです。
鍼灸師の世界は技術力の世界。
この鍼で上手く刺せて治療できたら技量が出来てきた証拠にもなるのです。
こういう鍼ではステンレスの鍼と違う鍼の響きをしたのを覚えています。
刺さない鍼などは作っていただいたものを使用していますが、然るべき時が来たら使っていきたいものですね^ ^