東洋医学と五行論
五行論とは中国の哲学です。
凄く簡単に言うとすべての物事を「木・火・土・金・水」の五つに分類し、そのそれぞれの特性や特質があります。
また、五行論には「相生」「相克」というのがあり、「相生」というのはある一行が別の一行に対し、促進や助長に働くことを言います。
「相克」というのは逆に抑制や制約をかけることをいいます。
この「相生」と「相克」の関係が保たれることが正常に均衡が保たれるとされています。
難しいのは「相生」がいきすぎては抑制がちゃんと働いていないのでバランスは崩れますし、「相克」がいきすぎては促進に働かないのでバランスが崩れます。
バランスって難しいですね^_^;
東洋医学ではこの五行論をちょうど同じ数の五臓に当てはめて考えています(^^)
この五行論が五臓とどのように関わるのかまた説明しますー
参考書:東洋学術出版社 「中医学入門」