東洋医学と五行論③
東洋医学と五行論についての続きです。
五行には特性や性質を保つ関係というか機能があります。
それが相生・相克といいます。
これは相生関係を表す図です(汚い手書きですみません^_^;)
木→火→土→金→水→木…
と円を描く様にずっと続きます。
これは相克の図です(これまた汚くてすみません^_^;)
木→土→水→火→金→木…
とこれまた循環するように回ってきます。
この五行論に五蔵を当てはめて考えます。
木→肝
火→心
土→脾
金→肺
水→腎
なので
相生関係だと…
肝→心→脾→肺→腎→肝
相克関係だと…
肝→脾→腎→心→肺→肝
となります。
症状を聞いた時にどの様に関係してくるか脈診をしたり舌診したりとどの臓腑が悪くなっているか判断していきます。
どの臓腑があまり機能していないのか、また機能しすぎていないか確認するわけです。
しかし、全部が全部五行論で当てはめようとするのは判断を誤らせてしまう要因になってしまう時もあるので注意が必要です^_^;
机上だけの話を人に無理矢理当てはめるのは上手くいきません^_^;
ムズカシー
五行論については簡単ではありますがこれで終わります。