鍼灸院クレールのブログ

鍼灸院の日常と東洋医学について

肩の痛みが長引いている方

肩のコリではなく痛みを訴えている方が僕の診た感じだと「肩の腱板痛めたか、筋肉の炎症かなー」と思ったので治療を行っていたのですが、鍼をすると一時的に肩の炎症が取れるのですが、またぶり返し痛みが夜寝てる時の痛みがなかなか消えなかったんです。

 

 

通っていたお医者さんもちょっと痛みが長引きすぎと思い(夜間痛は適切な対処をすれば比較的早期に治ります)、MRIを取ることにしました。

 

 

そしたら「腱板に傷が入っていた」そうです。

 

そりゃあ治り遅いわなー

 

 

僕自身脈診で疑問に思っていたのがあって、詳しい説明省きますがなんか「?」と思っていたとこだったのでなんか腑に落ちました。

 

 

こればっかしは中をみないと分かんないからなー

 

もちろんこの方の治癒力が遅いのはあります。(冬になると、しもやけになりやすい方です)

 

 

本人も「まぁ傷がついているならしょうがない」っていうのと、「先生の言ってること間違ってなかったね」と納得していただきました。

僕はけっこう長引くということは伝えてありました)

 

 

これもう一つ怖いのが痛みのあるこの腱板付近に鍼刺して粗悪な治療したらそれこそ二次災害になりかねなかったですね。(何となく怪しんでいたのでもしやる場合は凄く優しく局所はやってました)

 

 

四十肩や腱板炎や上腕二頭筋長頭腱炎などの肩関節周囲の炎症はほっておいても治るんですが、可動域に制限されることが多いので一度整形外科でちゃんと診断されることをお勧めします。

 

 

その上で鍼灸院にも足を運んでいただけると僕としても幸いです^ ^