鍼灸院クレールのブログ

鍼灸院の日常と東洋医学について

咳について

咳の方が多いので少し咳について書いてみます。

素問に記載があります。

 

「素問 第38 咳論篇」(そのままでわかりやすい笑)

 

「人与天地相参。故五蔵各以治時於寒則受病」

 

人と天地は対応しているので、五蔵の各々が対応する季節に寒邪を受けると病気になります

 

「微則為咳、甚則為泄、為痛」

 

その邪気が弱ければ咳をし、またその邪気が強いとお腹を下したり、痛んだりします。

 

ここでいう各々が対応する季節とは五行論の考え方で蔵府と季節も対応するとされます。

 

「肝は春、心は夏、脾は長夏(日本でいう梅雨)、肺は秋、腎は冬」と言ったように当てはめられます。

 

「素問」のこの篇では五臓が寒邪を受けると咳が出ますよと書かれています。

 

その症状は次に書きます^_^