職人さんは言うことが似てくる
刺青を彫る職人さんのインタビュー映像です。
刺青を彫りたい、と思ったことはないけれどこういう彫り師さんも職人さんだから言葉に歴史の重さがある気がします。
実際この方も語っている「守破離」の説明は専門学校の時何回も聞きました。
先人や師匠がやっている型や方法を守り、そこを破り離れようとするのがよい、とされています。
東洋医学の原典である素問でも、同じようなことが書かれていて、「型だけ守るのはまだまだ下工(技術がない医者)ですよ」と言ってます。
技術や知識も生き物だから守っているだけど、腐っていくのでしょう。
この方最後の方で「刺青が一般的になるのはダメですよね」みたいなこと言っててビックリしました(;o;)
普及したいのかなーと思いきや、そうでないそうです。
「刺青が一般的になればなるほど本来の刺青の精神から乖離する」というような言葉はなかなか出る言葉では無いと思います。
職業は違うかもしれませんが、僕は僕で東洋医学の本質から離れないように精進しなきゃですね。