鍼灸院クレールのブログ

鍼灸院の日常と東洋医学について

汗とニ便について

最近は日中暑いので外出すると汗が大量に出てきます。

 

汗は当たり前ですが、身体からでてくるのでその分身体の水分が無くなります。

 

 

するとお小水の量が減ります。汗で身体の水分が取られるからお小水の分の水が取られるからです。

 

そのため炎天下の中にずっといるとよりお小水が出なくなります。

 

 

ここで身体の熱の処理の話になりますが、汗は身体の表面を冷やすのには効率がよいのですが、身体のなかの熱(深部体温とも言います)を冷やすのに不適なのです。

 

 

では身体の中の熱を取るにはどうすればいいのというと

 

「二便(小便・大便)」です。

 

この二便が身体の熱を取ってくれます。

 

 

小さい頃風邪をひいた時に「汗をいっぱいかいて治せ」と親に言われてましたが、同時に「水飲んでおしっこたくさんしなさい」と言われました。

 

 

この「おしっこをたくさんしなさい」というのが身体の熱を取ることなんだなーと東洋医学について学んでから気づきました。(家庭の医学も捨てたもんじゃないですね笑)

 

 

なので汗をかきすぎてお小水がでないのが続くのは身体の中に熱がこもるので熱中症になるリスクは高まります。

 

 

対処としては

1、水分補給をしっかりする

2、直射日光をさける(帽子を被る、日傘をさす)

3、涼しい快適な環境で休憩する

 

となります。

 

エアコンが苦手だといって、暑さに対抗してダラダラ汗書いていると夜でも熱中症になってしまいます。

 

人間は自然には抗えないので(対処はできますが)無理せず快適に暮らせる方法をしていきましょう。